365日全部捧げるハイ&ローオタライフ

オタクな活動のこぼれ事。

最高のライブと、声優のアイドル化について

QUARTET NIGHT LIVE FUTURE2018

めちゃめちゃ良かった

2012年からはじまった物語を
「キャラクターの後ろにいる」声優さんたちが
彼らのファンごと、まるっと、とても大切にしているのが
画面越しから伝わってきて、良いライブだったな、と思いました。

2日目公演も迫ってるので、ネタバレにならない程度の感想でした。

で、それとはずれての、本題。

声優=アイドル?

それとは別に、思ったこと。

気が付いたら、アニメの舞台化、イベント化
キャラを演じてる声優が、アニメの映像そのままにライブを行うっていうのは
いつのまにかメインストリームになっていました。

もちろん、楽しいんです。
何度も繰り返し見た映像が、現実になっていくの。
夢を叶えてくれてありがとう!って何度思ったことか。

今回のライブ(カルライ)でも、
そこまでするの…?っていうくらい、歌って踊ってハモって
ものすごく、この2日間のために準備されてたんだな、って伝わってきました。

私が声優にのぞむもの

でもririの個人的な意見だと、
それで素直に感動できたのって、スクフェスとか、うたプリアイドルマスター
アニメを現実化させるための先駆けとなった作品がほとんどです。

スクフェスは、はなからライブありきだったのかな?
(あまり詳しくなくてすみません)

私がずーっと見てきたのはうたプリなので。
私は、「踊ったり、アイドルめいたこと」を求められてこなかった声優が
作品の世界観を守って、高めて、ファンに見せてくれるために
本来必要とされてないそこにトライしていく
っていうのが、
ひとつ、面白かったんです。

うたプリは、キャラソンを『歌える声優』を集めたんだなって印象です
 生で歌うのは、リリースイベントではありそうでしたけど
 がっつり歌って踊るところまでは考えられてたのかな?どうなんでしょう)

3rdライブ、たまたま良いお席が抽選で当たったときに肉眼で見た
ガッチガチに緊張した顔でステッキをふってた方の姿、
今でも覚えてますもん。

メインの声のお仕事のスキマで、
本来苦手なこういうことにも向き合ってこられたんだなあ、と。

それを見ていたせいか、個人的には
「声優は演技がウマいのが一番だから
 歌とか、踊りとか、そこまで求めすぎなくてもいいよ」
って思います。

ライブ後のコメントとかも、
そりゃー面白く、場をまとめることができるのが最高ですけど、
演技がよいのが一番で、そのほかは「最低限」でも十分だよなって。

私たちはファンとして、本質以上のことを
背負わせすぎていることもあるよなあ、って。

5年の歳月と「2次元アイドルライブ」


今年も5月の西武ドームで行われたファンミに行ってきました。

3rdライブでは、客席のうちわアピールもほとんど無かったし、
みなさん、ファンサを返してくれる余裕も
今ほどは、あまりなかったなあと思います。

今年のファンミは、うちわ作ったもんがち!というか笑
いい意味で、客席を見て、そこに反応してくれるというか。
長年の余裕と、文化が根付いたんだなあと感じました。

数回だけ、ジャニーズのライブを見たことがあります。
だから、上辺しか掬えてないんでしょうけれど、
ファンと舞台に立つ人の距離感や関係性が
ものすごくそっちに近くなったな~と。

声優=アイドルが当たり前の時代

2次元アイドルジャンルでぼろぼろ稼げる!って業界が気づいたあと、
このジャンルの作品が増えてきました。稼げますもんね笑

歌も踊りも上手で、アイドルっぽい可愛さがあって、
という若手中心のキャストを見ていると、
「もうすでにクロスメディア化が想定されている」のが見えています。

うたプリ以外のアイドルライブも見ると、
はなからライブ化のために作られてキャストも選んでるような作品は、
ほんとうにレベルが高い。というかうたプリを越えて完成してると思います。
初めから歌って踊れる若い人たちもちゃんと選んでるから。

もちろん、彼ら彼女たちはもともとのスペックも高いし努力もされているので
私たちに届く舞台は、とても完成されていて、やっぱり夢のようで。

一度人気がついたら、長いことたべていける世界だから、
人気があってお金を稼げれば、
業界としてもそれでOKなんですよね。
そして、人気が芸を育てることもあります。

今は2.5次元も流行りに流行っていて、
ソシャゲなんかでは2.5次元から声優もやっている方もいらっしゃって。
(きっと、アニメ化して舞台もやるんだろうなって思って見ています)
内心すこし複雑だったり。

声で演技をする、ために育っていく姿を
一緒に追えるのはとても楽しい、と思っていこうかな。

90年代から声優をアイドル化しようとしてたじゃないか!
と仰る方がいたら、それはそうなんですけれど。
あまりにも、そっちに寄ってる感じが少々気がかりでもあります。
これから、このジャンルはどうなっていくんでしょうかねえ。

まあ、ついてけなくなったら卒業する。
受け手としてできるのは、ただそれだけですね。

後記

今までかいてきたことと反することは重々承知していますが

蒼井翔太が絶世の美女だった
大画面で気づいた鼻のほくろ……
ほくろすら美しかったですびゅーてぃほー!
時代が時代なら傾国の美女だと思うんだけどそもそも彼は男性……あれ……????