365日全部捧げるハイ&ローオタライフ

オタクな活動のこぼれ事。

ロマンティック・ロシア展@渋谷Bunkamura ~諏訪部様の美技に酔いな!~

渋谷Bunkamuraミュージアムの「ロマンティック・ロシア」展に行ってきました。

www.bunkamura.co.jp

「ロシアといったらエルミタージュ」みたいな印象があったのですが

壮大な自然と、根付いた文化と、そこに生きる人たちの生活と子どもの横顔と。

この美術館は混んでいてもかなり見やすいつくりになっていますのでおすすめ。

 

展覧会の顔にもなっている忘れえぬ女は非常に美しかったです。

まるで零れ落ちそうな白い肌にさっとさす赤み。

塗りつぶされた重たい瞳に漂う希望と絶望。美しい。

 

音声ガイドは諏訪部順一

人のナレーションを聞くのが好きで、一時期ナレーション録音を仕事にしていたこともございますririですので、音声ガイドが諏訪部様と聞いて飛んで駆けつけました。

いやあ最高でした。

落ち着いて渋みのあるナレーション、最終的には良かったです。

 

声優さんが担当されている音声ガイドでは意図的に詩の朗読、作者のコメントが挟み込まれていることが多いような気がしておりますが、

今回はツルゲーネフやプーキシンの朗読も織り込まれておりましてろまんてぃっくでした!utprヲタク的にはレーピンのセリフを読んでるところが神宮寺レン君っぽさを感じましたのでぜひ会場に足を運ばれる際には耳の穴かっぽじってきいてくださいね。

 

また、あえて苦言を呈するとすれば、

今回の展覧会は「ロシアの四季」⇒「人物」⇒「子ども」⇒「風土」⇒「都市」というセクションで展開されていたのですが、諏訪部さんの声って「秋」って感じなんですよね。ゴージャスで深みがあって少し重たく、華やか。実りの秋についての読みはその素質が最高に生かされており最高でしたが、冒頭の乾いた「春」「夏」のナレーションには少し重たく感じ、冒頭部分を聞いていたときにはロシアだしロシア語好きな某女性声優さんとか、透明感のある女性ナレ(斎賀さんとか)のほうが良かったのかな?という第一印象もありました。そういうこともあり、構成としては厳格に歴史を思わせる「都市」パートを最初に持ってきても説得力がましたのかな~なんておもいながら帰路につきました。

 

多くのヲタクが狂喜乱舞した某スケートアニメでロシアのキャラクターを演じたことが今回のお仕事につながったのかなと思われます。会場にいる人を見ていて「狙い通りだね!」って思いました。マーケティングすごい。

 

notロマンチックbutロマンティック

あまりにも良かったので、

会場からツイートしたけど展覧会名間違ってましたすみません。

notロマンチックbutロマンティック

 

ちなみに諏訪部様は音声ガイドで何回「ロマンティック」って話すのか数えようと思ってたのですが、すっかり途中からカウントしそびれました。4回くらいまでは覚えてます。

 

追記

帰りにロシア料理が食べたくなるのでピロシキ買っとけ。

私は仕方なくうちに帰ってイチゴジャムを紅茶にぶっこみました

ロシアンティーというやつです。

あと私、実は庭球の王子様、未履修です……冗談が言いたくなりました、すみません……